驛弁博物館 [駅弁マーク]


驛弁博物館 [駅弁マーク]


駅弁マーク

駅弁マークとは、(社団法人)日本鉄道構内営業中央会に所属した駅弁製造業者だけが使用できる、由緒あるマークです。このマークの付いたお弁当なら駅構内で販売を許可された、自家製造の生粋の駅弁であるという事で、昭和63年に中央会が制定登録標章化したものです。(商標登録番号 2377403)

この中央会とは、昭和21年に設立された構内営業者の団体です、構内営業者とは全国のJR(旧国鉄)の駅構内で自家製の駅弁を販売したり飲食業および雑貨販売などの売店を営んでいる業者のことを言います。

中央会は全国組織であり、その中でJRと同様に6つの地区に分かれて活動しています。現在、全国中央会会員は254社、そのうち駅弁の会社は197社、大船軒の属する東日本地区では会員数101社、そのうち駅弁業者は80社あります。


駅弁マークの「駅弁」の文字は、「幕の内弁当」の名前の由来が歌舞伎にあることから勘亭流(中村座の岡崎勘亭が創始者)の字体を使用されています。
外枠は、弁当容器の「経木」をイメージしています。
「枠の中の十字仕切り」は弁当の仕切りをイメージし和を象徴。
赤い丸は「日の丸弁当」と「人々との交流の暖かさ」を、
また「EKIBEN」とローマ字であらわしているのは、日本の食文化「駅弁」を国際的に認知させることの願いを込めてとのことです。海外でも「EKIBEN」で通じる場合が多くなってきました。
駅弁の日を制定して、「駅弁マーク」がついた駅弁にお客様がご関心を持っていただける日にしたいと思います。


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