絶対に食べてはいけない食品・市販のドリンク類

パレオダイエットの食事は、原始人の食事内容を参考にしています。

市販のドリンク類は「絶対に食べてはいけない食べ物」です。

3.市販のドリンク類

 

ソフトドリンク缶コーヒーフルーツジュース


・フルーツジュース(缶・ボトル入り、フレッシュジュース)

・糖分・甘味料を含むソフトドリンク (缶コーヒー・炭酸飲料など)

人工甘味料の害

ジュースには、「ハイフルクトース・コーンシロップ」が使われている場合があります。

「ハイフルクトース・コーンシロップ」は、ブドウ糖果糖液糖、異性化糖、頭文字をとって、「HFCS」とも呼ばれています。

コーンスターチ(トウモロコシのでんぷん)を精製して甘みを強くしたものですが、じゃがいもやさつまいもなどのでんぷんからも作られます。果糖の含有量によって、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液糖と表示されていることもあります。1965年に誕生し、1970年代以降、米国を中心にさまざまな加工食品やソフトドリンクの甘味料に使われるようになりました。

日本でも、炭酸飲料をはじめとするソフトドリンク、クッキー、スープ、ヨーグルト、サラダドレッシング、パン、シリアル、アイスティー、ケチャップ、ベーコン、ピーナッツバター、マスタード、ビール、調味料などありとあらゆる加工食品に使われています。

このHFCSは、現代食でもっとも高いカロリー源です。代謝されるとどんな砂糖よりも早く脂肪に変換されるのです。とりわけソフトドリンクのような液状のものでは猛スピードで脂肪に変わります。つまり血糖値を早く上げ、肥満や糖尿病につながるということです。

また糖がたんぱく質と結合すると「AGEs(終末糖化産物)」という強力なフリーラジカルができて老化を促進するのですが、HFCSは砂糖20~30倍も多くAGEsを発生します。

それに加えて、ブドウ糖よりも強くリーキーガットを引き起こし、慢性炎症を促進します。これらの要因が何十種類という慢性病の発生にもつながります。HFCSが引き起こす慢性病は、糖尿病と肥満以外にも、心臓血管疾患、ガン、痛風、免疫系の低下、骨粗しょう症、肝硬変、高コレステロール血症、貧血、ミネラル欠乏などがあります。

さらに問題は、最近では遺伝子組み換えのコーンを使用していることです。遺伝組み換えのコーンや大豆で臓器障害やガンの発生が見られるという動物実験の結果も報告されています。食品を購入する時は、原材料表示を確認してHFCSを食卓に入れないようにしてください。



(この4つを食べなければ病気にならない/医学博士崎谷博征著より)

異性化糖は大量に使われている

問題提起されている異性化糖ですが、果糖分55パーセントの異性化糖で、砂糖の約七割の価格です。 そのため食品分野では、清涼飲料・パン・缶詰・乳製品などで砂糖と同様に大量に使われています。

また、低温で甘味度が増し、清涼感も強くなることから、冷菓にも広く用いられています。

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