ぐりーんおあしす日記

2023年3月19日、培養土を作る

晴れ

気温は5度C~14度Cです。

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エンドウ豆の以前の観察

土の威力

エンドウ
手作りの培養土と地植えで、エンドウ豆に大きな差が出てきました。
今日のエンドウの写真です。右の袋栽培のエンドウがすごい勢いです。元肥や堆肥をあげずに地植えしたエンドウに比べて、有機物いっぱいで堆肥作りをした培養土の袋栽培は大きく高く育ちました。

堆肥化を図って数か月養生する

堆肥
土と有機物(生ゴミ、落ち葉など)をミルフィーユ状に入れて作ります。
台所で出た生ゴミ、庭に落ちている落ち葉、作物の残渣などを土の間に入れます。

図解
月に一度切り返します。
ミルフィーユ状に作った培養土を一ヶ月寝かせたら、次の月からは一度切り返して養生を続けます。

えひめai
切り返す度、えひめaiをカップ一杯かけます。
有機物の分解が進むのと、腐敗菌を押さえて嫌な臭いを防ぎます。土の部分の粒子が細かくなり、サラサラになります。

袋
静かに養生します。
夏は日陰に、冬は日が当たるところ置きます。黒い袋を被せて雨を防ぎます。黒い袋で、湿度も保たれます。

培養土
三ヶ月頃から、こなれてきて使えそうです。
一度目の切り返し時点では、たいていかなり未熟です。えひめaiを入れて切り返すと、次の月にはこなれています。根、茎、木などが後まで残ります。

土の力が重要と感じます

半分以上無機質なプランターの基本の土

培養土
プランターで使う時の基本の培養土です。
赤玉土を買って、入っていた袋に記載があったと通りに基本土を作りました。
赤玉土6:腐葉土3:黒土1
これらを全体的に混ぜて、植物を植えます。肥料分が無いので、化成肥料を混ぜ込むか、置き肥をするか、定期的に液肥をあげます。
赤玉土で、団粒構造を作っています。この培養土は、植物が終わると、次の植物にこのまま使えません。通気性、適度な保湿性を助けていた赤玉土は崩れていきますし、腐葉土もこなれすぎて、役目を果たせません。

黒土は1割しか入っていません。土の力を引き出すことはできません。

半分以上が土でかつ腐食された有機物を入れた土嚢袋の培養土

完熟堆肥
堆肥化を図って作っている培養土です。
土の量が2/3くらい入っています。全体的に混ざった状態にしますが、土も、混ぜる落ち葉に生ゴミも有機物です。この培養土は、仕込んでから数か月養生するので、有機物をエサにして、土壌菌が増えます。一度作った培養土で、肥料無しで作物を育成します。
作物が育つと、根と共生する菌も増えます。また土壌菌のエサとなる有機物の補充は、上から草(落ち葉)マルチで補っていきます。
菌が生きていると、土は団粒化されます。また固くなりません。

黒土が半分以上入っています。土壌菌のエサの有機物も入れてあるので、土が生きて、土の力が続行します。
この培養土は、肥料を使わずに栽培できます。