控える食品・乳製品

乳ガンに乳製品が悪いのは知っていました。牛乳に入っているホルモンのせいだと思っていました。それだけではないようです。お腹を壊すだけではない、牛乳による害を知りました。

3.乳製品

 

牛乳加工乳製品アイスクリーム

バター

チーズ
生クリーム全乳スキムミルクヨーグルト

牛乳が身体に悪いわけ

健康にいい、完全栄養食といわれる牛乳がなぜ体に悪いのでしょうか。私の姑は、骨粗相症で骨折を繰り返していたときに、骨を丈夫にしようと愛飲していました。



■ 牛乳の大きなリスク ■
原始人食が病気を治す(医学博士 崎谷博征著より)


牛乳には、腸の粘膜に穴を開ける物質が含まれています。
牛乳のミルクたんぱく質の中に、「キサンチンオキシデース」という物質があります。このミルクたんぱく質が、小腸粘膜バリアを通り抜け、消化を免れて血液中に入ります。

血液中に入ってきた異物のたんぱく質に対して、体は抗体を作ります。この抗体は、抗原となったキサンチンオキシデースだけでなく、体を構成するたんぱく質のうち、それと似た組成を持つ組織まで攻撃します。
体の中にある似た組成をもつ組織は、動脈の細胞や関節があります。ミルクたんぱく質からできた抗体は、動脈の細胞や関節を攻撃するため、それらの部位で慢性炎症が起こります。その結果、動脈硬化や関節炎が起こってくるのです。

牛乳は、母牛の血液をこしたものにほかなりません。ヒトが牛乳を飲むことは、すなわち母牛の血液中に含まれる物質を飲むこととイコールです。

牛乳には、母牛の血液に含まれる多種多様なたんぱく質が存在します。成長ホルモンやステロイドホルモンをはじめ、ヒトの体に直接働きかけるたんぱく質やペプタイド(アミノ酸が数個連なったもの)が含まれています。このたんぱく質たちは、高温殺菌などによっても壊れません。さらに、牛乳に含まれるたんぱく質分解酵素を阻害する物質(プロティネース・インヒビター)があるため、人間の腸の消化酵素で分解されません。
消化されないたんぱく質たちは、腸に穴を開けます。母牛の血液に含まれていたたんぱく質が、その穴からフリーで腸を通過してヒトの血液内に入ってきます。

当然、分解されないたんぱく質は異物として認識されるので、そこで白血球が抗体を産生します。これが、牛乳、乳製品によるアレルギー性の病気や自己免疫疾患を引き起こすのです。

牛乳成分がヒトの腸で分解されないものに、母牛由来のインスリン(膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモンの一種)があります。この牛のインスリンは、腸の穴からヒトの血液に入りこみます。
そして、牛のインスリン抗体が作られます。インスリン抗体は、10歳未満の子どもの糖尿病(Ⅰ型)の発症と関連していることが報告されています。膵臓のインスリンを産生する細胞が、インスリン抗体により破壊され、インスリンが出なくなります。


市販のヨーグルトは発酵食品とはいってもお勧めしません。牛乳を加熱殺菌し、有用微生物を死滅させているからです。さらに、それに異性化糖、人工甘味料、人工着色料などの添加物もかなり混ぜられています。


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