控える食品・バナナ、ブドウ、マンゴー

パレオダイエットの食事は、原始人の食事内容を参考にしています。

糖分の高いバナナ、ブドウ、マンゴーを控えます。

5.バナナ、ブドウ、マンゴーなど

 

バナナブドウマンゴーチェリー

糖度の高いものを控える

原始人食を勧めている崎谷医師は、バナナは食すべきではないといいます。理由は血糖値をあげる炭水化物の量が多いためです。バナナを食べるのならば、運動後か食べる量を控えるようにとありました。


(原始人食が病気を治す/医学博士 崎谷博征 著より)

熟したバナナやサクランボなどの果物から分離される「タウマチン様たんぱく質」が、細胞膜を通過することがわかってきました。細胞膜を通過するということは、腸の細胞粘膜の中も通過できる、つまりリーキーガットを引き起こす可能性があるのです。

ことにバナナには、神経伝達物質(ドーパミン、ノルエピネフィリンなど)が豊富に含まれており、この物質が腸内の害悪を及ぼす微生物叢(病原性大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌)の増殖を促す作用が持っています。

そのうえ、熟したバナナにはリーキーガットを引き起こすサポニンも少なからず含まれています。そのため、腸に開いた穴から害悪のある微生物が血液中に入れば、前述したように内毒素血症、及び慢性炎症を引き起こすリスクがあります。

したがって、現在、自己免疫疾患のある人に限っては、バナナなどの熟した果物は避けたほうが無難なのです。

糖度の高いマンゴー、ぶどうなども少量か運動後が無難です。

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