ガンを予防する食事・肉類

重要な動物性たんぱく質

パレオダイエットの食事は、原始人の食事内容を参考にしています。

動物性たんぱく質はとても重要な食材です。狩猟採集で食料を調達していた原始人の食事の内容は、たんぱく質によるエネルギーが全体の20パーセント以上です。
健康になることを目標にしてパレオに取り組みますから、総エネルギーの19~35パーセントの動物性たんぱく質の摂取を目指します。

1.肉類

肉類すべて

脂身の少ない肉類(牛、豚、鶏、羊)がよい。部位は問わない。ほかに野生動物(イノシシ、ウサギ、ウズラ、七面鳥、シカなど)

肉は脂肪分を切り落として使う

穀物で育てられた家畜の脂肪は、炎症を促進する物質(オメガ6系脂肪酸)を多量に含んでいます。肉は脂肪部分を切り落として、赤みの部分を食べます。鶏肉も同様に、皮や脂肪の部分にオメガ6系脂肪酸が多いので、取り除いて調理します。
パレオダイエットでは、オメガ6系と炎症を抑えるオメガ3系の割合を1対1~2にしていきますので、大切な注意点になります。

体におこる炎症は、すべての慢性病の引き金になるといわれています。ガンの発症にもあてはまります。

ガンに四足獣の肉が悪いといわれていましたが、問題は動物性たんぱく質にあるのではなく脂質にあります。
(ガンの80%は予防できる/医学博士崎谷博征著より)


私のガンがわかったのは、乳房の皮膚にえくぼができたからでした。触れば塊があるのがわかりました。医師にも図解でここにあると印をつけられました。

玄米菜食に取り組んだのは、ガンとわかる5年前位でした。ガンは10年かかって作られますから、玄米菜食を始める以前に発症しています。私の玄米菜食がいい加減だったとしても、取り組んだ5年のうちにガンはなくなりませんでした。

このことを崎谷医師は述べています。玄米菜食は、必要な栄養素が欠乏し、慢性的な炎症も引き起こします。アップル社のスティーブ・ジョブスがしていた食事も食事療法もフルーツだけを摂ったり、玄米菜食でした。結果は悪化していきました。

玄米菜食の取り組み方が悪かったのではなく、玄米菜食だけの食事が良くなかったのだと今は思えています。

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